XT660R アクティブ デジタルモニターV3 レブ&テンプ装着

XT660Rにタコメーターと水温計と電圧計が装着されたのであった。

IMAG0124.jpg


アクティブのデジタルモニターV3 レブ&テンプである。

タコメーターを買うならデジタルにしようと考えていたのだが、どうせなら1個のメーターで複数の機能がある製品ということでこれに決めた。
これ1台でタコメーターのみならず、電圧計、温度計、油圧計まである。
さらに任意の回転数でギアチェンジのタイミングを知らせるシフトワーニング機能や、温度警告やら細かい機能が色々とある。


IMAG0119.jpg

フッティングに必要なマウント部材や、オプションの アクティブ 温度センサーVer2 も調達。
水温センサーはPT1/8-28のタイプだ。


さらにこれに合わせてラジエーターホースのセンサーアタッチメントを用意。

IMAG0169.jpg

武川ラジエターホースアタッチメントアダプターΦ22mm(水温計用アダプター)PT1/8センサー用(07-04-22)



配線は3系統ある。
12V、パルス信号&温度センサー、油圧計センサーの3つだ。

電源はポジションランプから分岐。
肝心のタコのパルス信号。
製品に同梱されているY字の分岐配線でコイル配線から分岐させた。

油圧はセンサーの取り付けが出来ないと思われるので使わないことにした。


IMAG0128.jpg

仮配線での動作確認。
XT660Rはメンテナンスモードにすると通常では表示されないタコメーターが出現する。
画像のメーター右上に写っている数値がそれだ。
アイドリング状態でこの数値に合わせるようににレブ&テンプの設定と調整を行う。


このレブ&テンプは車種に合わせて2or4サイクル、気筒数を設定して、さらにパルス信号の個体差に合わせて微調整ができる。

設定は4サイクル1気筒。とりあえず無調整で接続したら、同じような数値が出た。
しかし数値が少しバラついて安定しない。とりあえず調整は後回し。



IMAG0198.jpg

ハンドル周辺は空間が無いのだが、色々とレイアウトに悩みメーターと並べて配置。
ハンドル中央部にクランプでステーを配置。スマートに収まった。
オドメーター位置に微妙にかぶるが、ダブルトリップメーターなので走行中にここが見えなくても全く問題ない。



IMAG0170.jpg

ラジエーターホースにセンサーアタッチメントを取り付ける作業に入る。
まずはクーラントを抜いてペットボトルにでも貯めておく。


IMAG0164.jpg

左側タンク下のこのあたりのホースを切断して取り付ける。

タケガワの22Φアタッチメントを用意したが、実はこれが取り付けられるかどうか確証が無いままだ。
XT660のラジエーターホースについて調べたのだが、情報が無いので確認出来なかった。
現物を見てたぶん22Φだろうと思ったわけだが非常に不安であった。


IMAG0174.jpg

覚悟を決めて切断する。
もし径が違っていたらどうしよう・・。


IMAG0177.jpg

やっちゃいました。もう後戻りできません。
アタッチメントの幅2cmぐらいカットしてしまった。


IMAG0186.jpg

22Φでピッタリでした。
付属のホースバンドで固定します。


IMAG0188.jpg

アタッチメントのネジ穴はテーパーになっているようで完全にネジが締まりせん。
あまり締め過ぎるとヤバイので程ほどに。
センサーの金属部分がなるべくエンジンからの熱風を受けにくいようにホースの後ろに隠れるような向きにします。



次はパルス信号だ。


パルス信号の検出方法は主に2つ。
イグニッションコイルのプラス側から分岐するか、プラグケーブルに巻きつけてパルスを検出する。


IMAG0194.jpg


ノイズの影響があるので巻きつけは良くないとおもうが・・。
実験のつもりでプラグコード巻きつけの検出方法でテスト走行してみたが、感度調整が合わず、さらにノイズでも拾ってるみたいで高回転時やアップダウンで数値の反応がバラついてしまう。
巻きつけの場合は、巻き回数でパルス強度というか、感度が変わってしまう。
これはフレミング右手の法則だ・・・よね? 電・磁・力だっけ?
巻きつけ位置もなるべくコイルから放さないとノイズを拾ってしまう。
オシロスコープがあれば波形がわかるのだが・・・。
そんなわけで、この方法はお勧めできない。


純正タコがあるんだから、その線から拾えばよいのだ。
改めてサービスマニュアルの配線図を確認する。
XT660R SERVICE MANUAL_IGNITON SYSTEM_1
これによると、イグニッションコイルの一次側に伸びているラインがある。


DSC04345.jpg

ECUの一番左側のオレンジの線。
これがイグニッションコイルのプラス線に伸びている。


IMAG0161.jpg

やはり付属の分岐配線を使ってイグニッションコイルからパルスを検出する。
やや長いので多少ノイズを拾ってしまうかもしれないが。ECUからのラインなのでいいだろう。
自作でファストン端子の二股線を作ろうかと思ったが、製品付属の分岐ケーブルには抵抗が入っていると思われるのでこれを使いたい。
エンジン熱からガードするために配線チューブで覆う。





IMAG0204.jpg


メーター本体の裏側にあるゴム蓋を外すと、パルス波形パターンのディップスイッチと検出感度の調整ネジがある。

DSC04360.jpg


このディップスイッチだと8~16パターンあるのではないかと思うのだが、説明書によると4パターンであるかのように読める。
しかも、どのスイッチをどのように動かせばパターン1、といったような具体的な記述は全く無いという変なマニュアルだ。

おそらく1,2,3,4それぞれ単独でONにして他はOFFにせよという事なのだろうが、本当の所はどうなのか?複数ONにしたらどうなるんだ?
実際に動かしての反応の有無が、スイッチ操作の結果なのかどうか指標が無いので判別がつかない。
せめて波形図ぐらい簡易で良いから載せればいいのに。


試行錯誤の結果、ほぼ初期状態がベターだと判断。

設定は4サイクル1シリンダー。
ディップスイッチの設定はデフォルト。メーターを裏返しに見て上から、右、右、右、左。
VRボリューム調整はデフォルト感度そのまま。


DSC04356.jpg

メーター本体の回転数検地補正にてデフォルト00から94に設定。
2桁までのバラつきは、レブ&テンプのリップタイミングのせいなのか数値に動きが見られないので無視した。
車体タコメーターの2桁台の数値の動きは肉眼で判別できないほど早く動いているのでわからん。




というわけでアクティブ デジタルモニターV3レブ&テンプ の取り付けと設定は一応完了。


取り付けと配線は特に問題なかったのだが、やはりパルス信号の検出というかその精度と調整にけっこう手間取った。
今回は純正タコという比較対象があるだけマシだとは思うが、車体によっては困るのではないか。
特に検出パルスの精度。配線の取り回しやらで影響が出てしまうのかな?
プラグコード巻きつけなら当然だが、イグニッションコイルから分岐でも少しならずノイズを拾ってしまっていると思われる。
アイドリングではノイズも少ないが、高回転では影響が大きいと考える。
ここらへんの具合も車両によってかなり違うと思われる。特に4気筒だと結構ノイジーなんじゃないか?
単気筒なんてマシなほうかもしれない。

本体メーターのタコと大体は合っているのでこれで完成とするが、細かくは走りこむしかないかな。
自宅車庫で長時間吹かしながらのセッティングは環境的に難しいが、エンジンを回しては感度と検地補正で微調整を行っていくしかない。

最近の新しい車両ならダイレクトイグニッションだったりするし、あれと同じようにECU付近からエレクトロタップで分岐したほうが、ノイズ対策や配線長的にも良いかもしれない。



走行中に水温の上下幅を数値で知ることができる。

1月の真冬は高速道路でも60℃台後半が最低。街中やら信号で長時間捕まるとみるみる温度が上がっていく。
100℃ちょっとでラジエーターファンが動作を始めるようだ。

油温も100℃少々程度までしか上がっていないということなのだろうが、真夏はどうなることやら。
走行中にリアルタイムな温度が見えてしまうと、環境のためでなくオイルのためにアイドリングストップとかしたくなる。


メーター本体は1万円ちょっとで買えるのだが、センサーやらステーやら、センサーアタッチメントなどを含めると総額では2万弱ほどかかってしまった。
さらに工賃なんてとてもじゃないか払えない。

安くないが4つのメーターが1台でこなせるというところがこの製品の良いところではないかと思う。
ヒカリモノが好きな私としては満足な一品でした。

コメント

非公開コメント

Re: タイトルなし

デジタルタコおすすめですよ。単気筒だからこそあったほうがいいですね。
デイトナのタコのみデジタルはもっと安かったような。

タコいいなーカッコいい(・ω・`=)ゞ

僕も欲しいが先立つものも技術も((((;゜Д゜)))

何より短気頭だしパワーバンド気にしなくていいやって思いが散財をなんとか踏みとどまらせてます(笑

おお!そうだったのかぁ(笑)

マジ知らなかったです!
XRも、WRまでドライサンプとは・・
すげー、大発見の気分ですね(笑)e-271

Re: おお!すげー

一般的にドライサンプっていうと空冷ポルシェとかのイメージかもしれませんが、オフロードバイクだとわりと普通です。
ホンダXRとかヤマハWRとかも普通にドライサンプですよ。
重心の集中化とかいろいろとメリットはあるんですが、一般ライダーにはただ面倒なだけじゃないかと思ってます。

おお!すげー

すげー!
はむおさんのメカテクにはいつも驚かされます!
オイルもドライサンプ方式ってF1カーと同じ!?
大型バイクは私あまり知らないですが・・・
凄いバイクと思います!XTって