2017-07

SUZUKI JIMMNY ヒッチキャリアを装着してみたが・・。


昨年からバイクの事はすっかり頭からぬけている毎日で放置気味である。

ジムニーにヒッチキャリアを装着してみたわけだが・・。

20170212_010152772_iOS.jpg

ワイルドグース ヒッチバンパーを選んだ理由の半分はコレである。

せっかくのヒッチメンバーなので、牽引はしなくともヒッチキャリアを装着してキャンプ道具とか満載してみたいという気持ちがあった。
剛性、強度も高く、キャリアの上に登っても全然平気、走行中の振動でもしっかり固定されてブレない。
調理テーブルにもなるし狭い荷室に代わってちょっとした置き場になって実に使い勝手が良い。



某オクで入手したノーブランドのシンプルな幅90cmのヒッチキャリアに自作加工したもの。

ヒッチキャリアというのは汎用品で、実際はハイエースとかアメ車のピックアップトラックとか、とにかく大型車に装着することが多いので、幅150cmぐらいが標準らしい。

軽自動車用?という名目で幅120cmぐらいのヒッチキャリアも存在するが、種類があまりない。
軽にヒッチキャリアを装着という話からしてほとんどジムニー専用みたいなものだと思う。

これはさらに短い幅90cm
色々と考えた結果、室内搭載、持ち運び、保管、価格、において、あえて小さなキャリアを選んだ。

本当は積載量を考えれば、可能な限り幅一杯のサイズを選びたい。
しかしながら、実際の使い勝手はどうか。





第一に懸念されるのは、ナンバーが隠れてしまう事により、警察にカツアゲされる可能性である。
幅一杯に荷物を載せれば、当然ながらナンバーは隠れてしまう。
キャリアの幅が大きければ、その分荷物を置いてしまいたくなる。
タニグチの移動キットにより、ナンバーは左上に固定されているものの、キャリア幅の2割ぐらいは隠れてしまい使えない状況だ。

ちなみに巷で対策かのように語られている、マグネット板や手書き板による自作ナンバープレートなどは違法である。
アレを貼り付けることで合法となるといった事は、道路交通法、道路運送車両法などにおいて、法的根拠などは一切存在しない。
しかしながら、何故か手書きや自作で代替ナンバーを掲げれば対策となるかのような情報がまことしやかに語られている。
不思議にもキャンピングカー、キャリアパーツ、等を販売しているショップ等、まさに業界関係者のHPなどで当然のように対策方法として情報が流布されている事もあり、中には疑似ナンバープレートを販売しているようなショップまである現状は甚だ疑問である。




ナンバーを隠さないように右側に寄せて荷物を置くと、極端な話、均一に垂直加重がかからなくなり、キャリアが破損するかもしれない。
ヒッチキャリアのフレームは強度十分でも、天板の左右のねじれに対してはどこまで耐えられるかは不明だ。
なるべく中心のフレームに垂直に均一に加重がかかるように設置するには、そもそも幅が短いほうがいい。
そして、荷物は箱に入れて、点ではなく面で加重がかかるようにするべきだろう。

ヒッチキャリアそのものの耐荷重は100kg、200kgとか耐えるらしい。
しかし装着するレシーバーチューブ、ヒッチそのものの垂直耐荷重は75kgである。
公称値なのでこの値もマージン込みであろうが、実際問題としては50kg程度に留めたほうが安心ではないか。


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以上を踏まえた上で、アイリスオーヤマのカートランクCK-85を設置してみた。
幅85cm 奥行45cm である。

左端のナンバーは後ろからも程よく見える状況でありこれなら許されるか・・?






ナンバーの視認性について、改めて法規的な面で確認してみた。

根拠となる法令条文は以下の通りとなる。

長いので適当に読み飛ばして欲しい。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○道路運送車両法

(自動車登録番号標等の表示の義務)
第十九条 自動車は、国土交通省令で定めるところにより、第十一条第一項(同条第二項及び第十四条第二項において準用する場合を含む。)の規定により国土交通大臣又は第二十五条の自動車登録番号標交付代行者から交付を受けた自動車登録番号
標及びこれに記載された自動車登録番号を見やすいように表示しなければ、運行の用に供してはならない。

(車両番号標の表示の義務等)
第七十三条 検査対象軽自動車及び二輪の小型自動車は、国土交通省令で定める位置に第六十条第一項後段の規定により指定を受けた車両番号を記載した車両番号標を表示し、かつ、その車両番号を見やすいように表示しなければ、これを運行の用
に供してはならない。

○国土交通省令(道路運送車両法施行規則)

(自動車登録番号標の取付け位置)
第七条 法第十一条第一項 (同条第二項 及び第十四条第二項 において準用する場合を含む。)及び第五項 並びに法第二十条第四項の規定による自動車登録番号標の取付けは、自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に行うものとする。ただ
し、三輪自動車、被牽引自動車又は国土交通大臣の指定する大型特殊自動車にあつては、前面の自動車登録番号標を省略することができる。

(自動車登録番号標等の表示)
第八条の二 法第十九条の規定による自動車登録番号標及びこれに記載された自動車登録番号の表示は、自動車の運行中自動車登録番号が判読できるように、自動車登録番号標を自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に取り付けることによ
つて行うものとする。(以下省略)

(検査対象軽自動車及び二輪の小型自動車の車両番号標の表示位置)
第四十三条の七 法第七十三条第一項の国土交通省令で定める位置は、次のとおりとする。

1、 三輪の検査対象軽自動車若しくは被けん引自動車である検査対象軽自動車又は二輪の小型自動車にあつては、その後面の見やすい位置
2 、前号に掲げる検査対象軽自動車以外の検査対象軽自動車にあつては、その前面及び後面の見やすい位置

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


長いので要約すると、見やすいように取り付けろ!と書いてあるわけだ。

当然の疑問としては、見やすいようにって具体的には?となるわけで・・。
それに対して具体的にな基準はちゃんと示されている。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.表示内容の視認性の基準

表示内容の視認性の基準は通達で定めている。
○「道路運送車両法及び関係政省令の一部改正に伴う登録業務及び軽自動車の届出関係業務の取扱いについて(昭和38年10月3日付け 自管第76号)」
(視認性)
番号標の視認性が、次の基準に適合していること。
(イ) 照度が一様に200ルクス程度の場所で、地上1メートルの高さの位置に番号標を横長に保持した場合に、番号標から20メートルの距離をへだてて、番号標に正対した位置並びに番号標の中心点と観察者とを結ぶ線が、番号標の板面に対し左右それぞれ15度及び30度の角度となる位置から番号標に表示された文字等が明瞭に識別できること。
(ロ) 暗夜又は暗室内において、地上1メートルの高さの位置に番号標を横長に垂直に保持し、番号標板面における照度を10ルクスに照明した場合に、番号標から20メートルの距離をへだてて、番号標に正対した位置並びに番号標の中心点と観察者とを結ぶ線が、番号標の板面に対し左右それぞれ15度及び30度の角度となる位置から番号標に表示された文字等が明瞭に識別できること。
(注)視認性は、3人以上(奇数)の視力の正常な観察者によって確認すること。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


要約すると200ルクスぐらいの明るさ(夜の蛍光灯証明の室内ぐらい、早朝日の出ぐらい)で、
高さ1メートルに取り付けたナンバーの文字が、
20メートル離れた所から、
正面左右30度の角度からもばっちり読めるように
って事らしい・・・。


あ~、コレは無理じゃね?真後と左側からは視認OKでも右側からは全く見えない。
箱なんか置いたらどうやっても厳密にはコレに抵触してしまう。確実に。
つまりもうグレーを通り越してアウトなわけで・・。



そもそもヒッチキャリアに関しては法的解釈に疑問な点が散見される。
車幅以上の横へのはみだしは絶対アウトだけど、後ろへのはみだしは車両全長の10%まではOKで、
そもそもキャリアは指定部品扱いなので装着状態で車両の一部と見なされ実質的に制限が無いとか?
貨物登録じゃない普通車だと最大50kgまでの手荷物が法的に限度だが、明らかに重いバイクとか積んでるの見るし・・。

指定部品についてもアメリカの外圧で出来た規制緩和なんだろうし、立法当時の戦後初期の前提と現代の実情が合わないのは当然であろう。

世の中ってのは法律と実態というのは必ずしもイコールではないわけで・・。
実運用としてどうなっているか、世の中の実態としてはどうなのか。


結論からいうと、余程の事がない限りは警察に止められて切符切られるような事は無いみたい。
荷物満載で完全にナンバーが全く見えないとか出ない限りはたぶん平気だろう。

警察が交通取り締まりを行う法的根拠は、主に道路交通法である。
道路交通法違反であれば、警察はその権限において取り締まりを行うことができる。

しかしながら、道路運送車両法違反だと、青切符で処理ってわけにはいかないんですね。
たぶん通常の事件と同じく、送検しなきゃならんと思う。


たとえば、仮に警邏中に法規に抵触しているかもしれないヒッチキャリアを装着して荷物を積んだ車両を見つけても、
警察にとっては、簡単に青切符切って終わりにならない(たぶんこれが最大の理由)、ノルマも稼げない、被害者がいるわけでもない、苦情も来てない、誰も困ってない、どうでもいい面倒な優先度の低い事案でしかないわけです。

つまり現実的には相当な確率でスルーされる可能性が高いと思われる。


もっと明らかな違法車両なんて大量に道路を走っているわけで・・。
明らかなタイヤはみだしてるフェンダー無しのアメ車とかはまだマシで、珍クズの族車とか、ヤクザベンツとか、右翼の街宣車とか、チンピラのVIPカーとか、当たり前のように野放しになっている現状を見る限り、

軽のジムニーでヒッチキャリアでちょっと・・なんてまーったく誰も気にしてないのが現実であろう。
そもそも年に何回使うんだって程度だ。もし捕まったら報告予定。



以上は私の根拠の無い想像であり、何の保証も確実性も無い話である。
これを読んで何か実行し何らかの損害を被っても知った事ではない。

テーマ:ジムニー - ジャンル:車・バイク

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