テスターの数値を見て一喜一憂する遊び。その2

8年越しのバッテリーを復活させる遊びです。

このタイトルからしてすでに無理があるとおもうのだけど、まぁ遊びなんで楽しければOKなんですよ。


サンダーアップ装着でしばらく放置したが、あれ以上復活する気配が無い。

充放電を繰り返しながら試せば効果があるのかもしれないが、日中仕事の平民である私には難しい。


そこで次なる一手、メルテック PC-200の登場である。

大自工業の全自動充電器。これにはパルス充電によるデサルフェーター機能が搭載されている。

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PC-200のリフレッシュモード 任意でパルス充電を何回も叩き込む。

16V以上をかけつつも低電流でパルス発生している様子。

バッテリーの電解液はグツグツと沸騰しているかのような音をたてている。

正常なバッテリーの場合、この反応はすでに充電終期であり、この状況から17V近い電圧をかけるのはマズい。

なんだが無理矢理どうにかしてる雰囲気が心躍る。



どうせこの古河バッテリーは風前の灯である。

新品バッテリーも買ったし、これはどうなっても構わん。

心置きなく試せるってのは良いことです。

リフレッシュモード1回4時間。これをアホみたいに何度も繰り返してやるぜ。

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毎日朝晩2回のリフレッシュモードを繰り返すこと1週間。

10回以上リフレッシュモードを繰り返した。

CCAを測ってみると、256とやや改善の兆しが見えてきた。

比重も1.28と満充電状態になった。

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硫酸鉛の結晶はかなり減ってきた様子が確認できた。

作業前は電極表面が結晶で白かったのが、鉛色がはっきり見えるようになってきた。

100Vインバーター経由で100Wハロゲン球を点灯させて、10Vに低下してインバーターのオートブレーカーが作動するまで、何十分間稼動できるかという実験を行ったが、確実に稼働時間が伸びている。

明らかに回復の成果は見えている。

さらにパルス充電を何度も繰り返してみた。

このリフレッシュモードを20回は繰り返しただろうか。

何度やってもこれ以上CCAが回復しなくなってきた。限界か・・?

比重だけは1.28に改善して安定。





CCAテスターの値ではまだ大きな改善がみられない。

比重は問題ないのにCCAが回復しないということは、電極脱落してるのかもしれない。

もしそうならバッテリー底に剥離した鉛が大量にたまっているのでは・・。

あまりやりたくないけど、バッテリーを揺すって沈殿している剥落物質と電解液を混ぜてみる。


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見事に全部のセルで電解液が真っ黒に・・・、 あああ、もうだめだなこれ。


結論としては、各セルの電極が経年劣化により、電極表面の鉛合金が剥離しており、

パルス充電により硫酸鉛結晶の除去を行ってもCCAの大幅な回復は不可能であった。

最終的にはCCA240~250を維持して比重も良好な状態で安定してしまった。




この遊戯は残念ながら検体の不良により終了となった。

ノーメンテで8年持ったんだから大当たりだったんだろうけど、さすがに限界だった。

しかし生き残った電極部分に対するパルス充電の成果は明瞭に感じることができた。

また都合のよい検体があれば実験して遊んでみたいな。

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