スーパーカブ110 事故後その2

カブ110事故後示談のつづきです。

まずは物損賠償請求交渉を行います。


私が青信号の交差点に30km/h程度で進入したところ、逆車線から信号無視した車に衝突され負傷。
診断書によると全治1ヶ月と車両全損という状況でした。
加害者は自動車運転過失運転傷害罪で送検されるようです。

過失割合私0:相手10という明朗会計な話です。
というわけで私が一方的に被害賠償を主張して、それをどれだけ認めさせるかという楽しみな展開になります。


しかし敵は示談交渉のプロ、百戦錬磨の保険会社です。
こちらも理論武装して挑まねばなりません。


保険会社という連中はとにかく払い渋ります。
彼らの仕事は、いかに被害者を口先三寸で丸め込んで賠償支払を小額で済ませるかという事です。

最初に提示された賠償額は、同程度の中古すら買うことのできない、ありえない金額を当然のように提示されました。


 保険会社  「 これが車両の基準価格です。金額は○○万円です。 」


敵は根拠の無い理屈を正しいように謳います。
まるで隣の半島の民族のようです。

保険会社という連中は被害者に対してチョンバレな嘘をつくのが特技のようです。
法規や損保に詳しくない一般人相手だと思うと平気で嘘をついてきます。

同程度の中古が買えれば妥協してもよかったのですが、そう出られては無慈悲な発言をせざるを得ません。


以下、攻撃呪文一覧です。

 ・その提示額の算定根拠を責任者の署名と捺印の上で文書にて提示してください。
 ・時価額の定義の説明を責任者の署名と捺印の上で文書にて提示してください。
 ・異論があるなら根拠となる民法条文または判例と共に責任者の署名と捺印の上で文書にて提示してください。
 ・今までの会話は全て録音しています。
 ・今後のやり取りは全てFAXもしくは内容証明郵便にて行いましょう。
 ・こちらとしては交渉が長期化しても結構です。
 ・双方が納得できるまで請求権の時効直前まで何年も交渉しましょう。


交渉初期のコツは、最初から相手が呑めないぐらい高い条件をもっともらしい理屈と共にふっかけることです。
とにかく民法と判例の範疇で相手が嫌がる事をしつつ交渉相場額を押し上げます。
焦らず、結論を急がず、何日かかっても。



 俺   「 私の提示する条件は○○万円です。YESかNOでご回答下さい。 」

保険会社 「 そんなにはお支払いできません。 」

 俺   「 根拠となる資料や書類は提示済みです。支払えない理由を書面でご回答下さい。 」

保険会社 「 検討させて頂きますが、しかしその金額では・・・。 」

 俺   「 へぇー、ふーん、それじゃ永遠に検討してください。私は困りませんので。 」


こんな会話が1週間ぐらい続きます。
敵は初めは上から目線の物言いでしたが、呪文が効いてくると口調が変わっていきます。

そして頃合い良しとばかりに会話の合間に独り言をつぶやきます。
北チョン並みの人質外交です。


 俺   「 代車のレンタカー、新車だったけどそろそろ慣らしも終わるなぁ。 」

     「 1日で〇〇〇〇円だから1ヶ月で△△万円かぁ・・。 」

     「 どうせ俺が払うんじゃないし知ったことではないが。 」



代車をカタに恐喝にならない表現で脅しをかけます。
このまま交渉が長期化すれば代車費用が雪だるま式に増え続けていきます。
保険会社が出費を抑える為には早々に示談締結せねばなりません。
これは強力な交渉カードになります。

保険会社の担当者もノルマや裁量の限度があります。
いかに短期間で示談終了支払いするかという目標数値があるようです。
つまり、もう私の要求を可能な限り呑むしかない状況なわけです。

この時点でもう勝ったも同然なのですが、あまり大人気ない真似は止めておきましょう。


そこでちょっとだけハードルを下げてやります。ほんのちょっとだけ・・。
このちょっと下げた提示額が真の狙いだったりします。


 俺   「 〇〇さん、もう大変でしょう。私も妥協しましょう。〇〇万円でいいですよ。」

保険会社 「 うーん、しかし・・。 」

 俺   「 仕方が無いですね。最終回答で〇△万円。もうこれ以上は絶対に譲歩しません。」

保険会社 「 わかりました、検討して後日回答します。代車はいつごろご返却いただけますか? 」

 俺   「 円満に合意できるなら早く返却しようと考えています。」

保険会社 「 ありがとうございます。そうして頂けると許可が下りやすいので・・・。」


ククク、愚か者め。
自ら事情を吐露するようでは交渉は負けです。

返却についてはあくまで考えているだけである。
私は嘘はついていない。
考えた結果・・、貴様の望みどおりになるとは限らないがな・・。


いずれ代車は返す・・・・・・!返すが・・・・・・
今回 まだその時と場所の指定まではしていない
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい
つまり・・・・
我々がその気になれば代車の受け渡しは来月でも再来月ということも可能だろう・・・・・・・
ということ・・・・!

利根川最高だね。


そして翌朝電話が鳴った・・。


保険会社 「 すいません、〇×万円で・・これでなんとかお願いできませんか? 」

無理な決済で上司にでも叱られたのか、条件を下げてくれと言われました。
もはや根拠がどうとかいう話ではなく、なんとかお願いしますと懇願されました。
どうやら担当者を追い込みすぎたようです。


 俺   「 私は既に譲歩しました。やはり永遠に検討しますか? 」

フフフ、貴様はもう用済みだ・・。却下です


 俺   「 これ以上粘ってもそちらが面倒なだけだと思いますよ? 」

保険会社 「 申し訳ありませんでした・・、先日の条件で示談させていただきます。 」

 俺   「 わかりました。手続きが終わり次第レンタカーを引き取って頂いても結構ですよ。 」


交渉終了です。
紳士的かつ穏便なお話し合いにより、悪くない条件で物損示談が完了しました。

詳しくは書けませんがよりお得な結果になるテクニックを駆使しました。
この奥義の発動には周到な準備が重要になりますが強力に作用します。


保険会社との交渉はとにかく面倒です。
一方的な被害者である私が、なぜ苦労して交渉してまで賠償を勝ち取らないといけないのか。

しかしながら、そうしなければ正当な儲け・・もとい、賠償すら得られないのが世の中の現状です。



次は人身傷害の示談ですよ。
分かりやすく言うとσ(゚∀゚ )オレ 重症!!って感じ。



スーパーカブ110 カブ110終了のお知らせ
スーパーカブ110 事故その後1
スーパーカブ110 事故後その2
スーパーカブ110 事故後その3
スーパーカブ110 事故後その4 最終回

コメント

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Re: タイトルなし

>hachi さん
初めまして、こんにちは。
いつも見ていただいてありがとうございます。
今後は長期戦になりそうです。
体もすぐには治らないものですね・・。

はじめまして。実はチョコチョコ拝見させてもらってます。
お疲れ様です。
たかが全損では納得できないですよね。
事故というのは目に見えない損害がたくさんありますからね。
私ももらい事故の経験が・・・ 思い出してちょっとブルーはいりますからね。
これから本番ですね。頑張ってください!
あと、お体もお大事に。

Re: タイトルなし

>ごんちゃん
なんか詐欺師みたいなかんじでww
保険とかって民法上の契約なんでイザってときに感情論が通じないんだよね。
逆に理屈さえ作ってやれば相手も拒めないわけで・・。
事故るときは軽傷の被害者を目指しましょう。

すご・・・・
そっこうブックマークしましたよ(笑)
はむさんのかきっぷり、面白杉&かっこよ杉wwwwww
はむさんの言い方、うまいからなぁ〜。すごい理論的に聞こえるんですよね笑
いい声お持ちで裏山ぁ。

Re: おおー!!

>モンさん
すごい猛者ですね(笑)
私は無知な一般人シロウトなんで交渉が上手くできませんw

おおー!!

まさに奥義!!
私の後輩はトリッカーで以前、外科的かつ精神科医診断書攻撃の持久戦により公務員ボーナス1回分程稼いだという成功者がいました・・・(笑)
あやうく正面衝突寸前の大事故でしたけど・・・

Re: タイトルなし

>アオさん
こんなの参考になるかな?事故は無いほうがいいですよね。
今回は被害者でしたが、状況次第では自分が加害者の場合もあるかもしれませんし。
やはり安全運転、あとは運ですかな。

無慈(ry
自分に起きた際参考にします(笑)こんなことおきないほうがいいんですけどね。

Re: タイトルなし

>Cogucciniさん
初めまして、こんにちは。
運がよかっただけですよ。

>うつほさん
キョヌーびじんに体で賠償してもらうしかありませんw

>トシさん
とりあえずの金でCRF買ったらあっというまになくなりました。

儲けた銭で、CRFのパーツを買いましょう。

(ノ△T)

自分、加害者の女性のキョヌーに見とれてそれどころではありませんでした(ノ△T)

お見事です。

何かの時は相談したいですww