オイルのお話3 ~オイルの規格と独断で選ぶ安いバイク用鉱物油~

オイルの規格と、安い鉱物油ついてのお話です。


オイルは規格でどのようなオイルかわかるようになってます。

今までの話に出てきた、10w-30  もSAE粘度という規格です。

これはオイルが性能を発揮できる温度帯を示すもので、左が低温、右が高温です。wは冬って意味です。
数字がそのまま温度ではなくて、左の10wから -30した数値の温度が、硬くなっちゃう限界らしいです。
右の数字は、気温100℃のとき(ありえないので多分エンジン付近の雰囲気温度かな)、性能発揮限度らしいです。
10w-30 の場合、 限界はマイナス20℃~それなりに 使えますってことになります。
10w-40や15w-50、20w-50とか、省燃費向けに5w-30とかあります。
これが粘度を示すSAE規格。

真冬で寒い時期、気温10度以下、氷点下で走ることも少ないので、そんなときは10w-30や10w-40。
真夏で暑い時期、気温30度以上、そんなときは10w-40、15w-50とか、20w-50とか。

サマーシーズンや高気温環境、かなり回転数上げたり熱的に厳しいバイクなら右の数値が高いものを選ぶ。

ネイキッド、クラシック系、スクーターなどの大人しいスタンダードバイクはあまり硬いオイルは使いません。
本来は熱的に厳しい事への対処としてあまりオイル粘度を上げるのは良くないです。
燃費も下がるしオイルの劣化も早い。劣化したら早めにオイル交換するべきです。


DSC03518.jpg
スーパーカブ110にシェブロン10w-40を入れて約1500km走行後のオイル交換。
小排気量バイクはオイル容量も少なく熱的にシビアな環境で、その分劣化も激しい。



バイク用のオイル規格として、JASO T903規格というのがあります。 MA、MB、MA1、MA2の4種類のグレードがあります。
これは、どちらかというと熱に強いオイル、オイルは長時間熱で攪拌されると、せん断といって組織構造が破壊され柔らかくなってしまう。その耐性が高めなのがMA、
摩擦低減剤とやらを多めに入れて省燃費向けにしたのがMBです。

ホンダG1ですらMAオイルです。
MA1とMA2とは、排ガス規制の強化に伴いマフラーに触媒が標準装備された結果、リン含有量を下げてベースオイルのグレードを上げたものです。
どちらかと言うと高級オイルなんで今回は語りません。

たとえばA社の 1L/1000円 のオイル、B社の1L/1200円のオイル。
どちらも10w-30 MA だとします。

このオイルA、オイルB、基本的には似たような性能だと考えてOKです。
もちろん独自の添加剤やらなんやらで、どちらか少しばかり高性能である可能性はありますが・・。


要するに、純正相当の安いオイルを探すには、SAF規格で純正指定と同じ粘度を見て、JASO T903規格で純正と同じものを選べば、鉱物油ならどれでも大差ないです。

個人的な考えとして・・。
10w-30なら純正オイルが一番いいし十分安い。
10w-40より硬いオイルなら値段が高くなってくるので選ぶのに迷うところだ。
15w-50とか、20w-50とかのワイドレンジオイルだと純正じゃなくなるので、どうれにしようかな~って考える。

低粘度オイルはやはり純正が安くて良いです。


鉱物油限定 独断で安いオイル具体的銘柄を選ぶ
1L/千円前後で手に入る、お勧め安いオイル。


hondag1.jpgmobilsuper4t.jpgCastrol 4T 10W-30

10w-30 ホンダG1、モービルSuper4T、Castrol 4T

g2.jpgVerity BIKEe.jpg


10w-40 ホンダG2、Verity BIKE、スズキ エクスター04

verty15-50.jpg

15w-50 Verity BIKE

yamalube.jpg

20w-40 ヤマルーブベーシック

moto4dx.jpg

20w-50 elf モト4DXレシオ


ホンダG2は部分合成油なのだが、安いので仲間に入れてます。

このあたりを買って、2000kmぐらいで交換しておけば、まずオイルが原因で悪くなることは無いです。
でも俺はシェブロン使うけどね・・・。だって安いし。

ベリティの15w-50はかなりお勧めです。
ワイドレンジ鉱物油で1L/800円ぐらいで買えてしまう。
夏シーズンにXT660Rはコレかな~。


100%化学合成油に関してはまた別の機会に書きます。
鉱物油と100%化学合成油はまったく別モノです。性能差が段違いです。ガンダムとGMぐらい違います。
安い鉱物油はどれだけ良いオイルでも所詮はGMです。
とはいえ、GMも進化すればジェガンになるように、世の中には鉱物油でも結構良いものがあるようです。


次は自動車用のオイルをバイクで使うためのお話です。



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悩む 四輪用4L、二輪用4L

今、LEAD EX(110cc)、ADDRESS V125で、2台とも小型スクーター。
四輪用4Lをホームセンターで買って30年。5年前までカブ90もあり、1200円ぐらいの最安値オイルでしたが全く問題なし。寿命は、7~8万キロで廃車。
ところがオイル表記が複雑になったのと、四輪用4L缶が 1680とかぐらいになり、困って探してます。
唯一、ドンキホーテで鉱物油のカストール、4Lで980円(10W-30、本体価格)。スクーターだからクラッチ滑りの心配不要。ところが缶に「二輪車には使えません」。バイクのマニュアル車のクラッチに適合しないだけで、スクーターには使えるはずだけど、明確に「二輪車には使えません」と書いていると躊躇する。
もう一つはネットで売っている「AZ MEO-012 4サイクルエンジンオイル バイク用 全合成 化学合成油 FULLY SYNTHETIC 4スト 4L 10W-40 SL/MA2」=Amazonで1980円。値段は倍。
LEADは 10W-30指定(10Wー40でも可)、AddressV125は 10W-40指定。
特に後者は40指定で、猛暑、東京都心で路温が50℃に達するため、40にしたい希望。
ところが私の走り方、ストリート使用のみで、30~60km/h、特に30~40km/hがメイン。
そのよう現状で、この2つを悩んでます。おっしゃる通り、スクーターだから気にせず四輪980円買うか(二輪には向きません)表示は無視、けれど夏に備えてAdddressV125指定のAZの10W-40がいいんだろうか?値段二倍する・・・・。
どう思われますか? アドバイスを頂けると有り難いです。特にカストロールの安い鉱物油に「二輪車には使えません」→何がダメなのか、クラッチだけか、それともスクーターを傷める・寿命を短くする何かがあるのだろうか? 鉱物油ではスクーターなら危険を感じない。
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