2017-07

スーパーカブ110 クラッチが滑るかもしれないオイルを入れてみた。

今年の冬は例年より寒い。

スーパーカブ110にシェブロン5w-30を入れてみた。

やや低粘度の5w-30が大量に余っているのであえて投入。

朝の通勤、冷間時の始動に効果があるかどうか。



これは少し冒険的行為です。

オイルの粘度は問題ありませんが、シェブロン5w-30はスターバーストマークつきのAPI SN GF-5 です。
それがどういう事なのか詳しくは当ブログのオイルカテゴリの オイルのお話 を読んで頂ければと思います。

 
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オイルの規格上、これを使うには理論上の懸念はあります。
SNのGF-5ですんで、配合された成分によってクラッチ滑りが発生しやすいかもしれない。


小排気量車はクラッチの物理的サイズというか容量が小さいので、大きな駆動力が加わった場合にクラッチが滑りやすいとは思います。
じゃあ大型車両ならどうなのよ?といっても車両によってクラッチもエンジンパワーも違うので、問題が起こるかどうかなんて全くわかりませんが。

とはいえ、個人的には 別に平気じゃね? とか思ってます。
所詮はカブですよ。10馬力も無い原付ごときのパワーでどうなるものかと考えてます。

だから実験です。べつに壊れるとも思えないんで。
何かおかしく感じたらフラッシングでもクラッチ交換でも何でもすれば良いでしょう。
どうせ1500kmぐらいで交換してしまうのだから、理論上問題があっても影響が出る事もないでしょう。

色々と理屈はあれど、要するに余っているオイルを使ってみただけである。
何か気になる事があったらレポート予定です。





その後1ヶ月経過・・1500km走行後。

( ´Д`) べつになんともないですよ。

シェブロン シュプリーム20w-50入荷

去年から入手困難になっていた、シェブロン20w-50を手に入れることができた。


昨年末から各地で入荷情報を聞くことが増えてきた。
正月に半信半疑でコストコに行ってみたら本当に売っていたのだ。

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今後も安定供給されるか不安だったので2箱買っておこうか迷ったが、XT660Rでしか使わないので1箱にしておいた。

次のオイル交換で全量20w-50を入れてみるつもり。

結構な粘度なので、フォークオイルにも使えるとおもう。
セローのフォークオイルとして使ってみたい。


そろそろ定番のシェブロン10w-40のストックがなくなってきた。
また買いに行かねばなぁ。


シェブロン シュプリーム 5w-30

いつもシェブロン10w-40を愛用しているのだが、なんとなく5w-30を買ってみた。


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10w-40でも問題ないのだけど、スーパーカブ110の真冬用としてつかってみようかなぁと考えてみた。
燃費も多少は上がるだろう。
スーパーカブ110の燃費は通勤全開走行で 50km/1L 程度だ。場合によっては50km以下になってしまう。
ストップアンドゴーが多すぎるし、常に全開なので仕方が無い。
ロングで安定した走行ならリッター70キロも夢ではないのだけど。


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早速使ってみようと今月のオイル交換から入れてみようとしたのだけど・・。

なんとこの5w-30 はAPI SNのGF-5だった。おおう、なんてこった。
箱に表示しとけよ・・。

ぶっちゃけカブなら何を入れても全く問題なく走るのだけど、とりあえず止めておくことにした。
ウチのボロい車用に使うことにした。うーむ、残念。


交換オイルはいつもどおり10w-40にしておく。

オイル交換とシェブロンと・・。

強烈なコストパフォーマンスで大人気のシェブロンシュプリーム。
このブログでも何度も紹介しています。

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今年の夏も猛暑でした。オイルにかかる負担も相当なものです。
小排気量、空冷、少ないオイル容量という悪条件が重なってるセロー225wに使用しています。
通年使ってますが、とくに夏は1000kmぐらい走行すると明らかにヘタりを感じます。

10w-40ですが真夏の猛暑ではすぐ劣化します。
オイル交換後に1000km近く走るとシフトチェンジが渋くなるのがハッキリと体感できます。

シェブロンは1回のオイル交換で¥300もかかりませんのでためらわずに使うのですよ。
とにかく安いので1000kmまでに交換を徹底すべきでしょう。





セロー225wはオイル容量1L 交換時は800ccとなってます。
とにかく容量が少ないのでシェブロンに限らずどのオイルを使っても劣化が早い。
以前、ゼファー750と同じエンジンのZR-7にシェブロン入れていたけど、738ccとはいえ3.6Lもオイルがあるので3000kmぐらいは使えてた。


オイルの性能も大事なのだけど、オイル容量が多ければオイル単量あたりの劣化度合いは低いのだ。
特に空冷ならオイルクーラーの有無は相当の影響がある。
冷却により油温が10度、20度違うだけでオイルの負担は減り、性能がかなり変わるはずだ。

夏だから高粘度オイルを入れるという話がある。
ある意味正しいけど、ある意味正しくない。

安易に粘度を上げると、硬すぎれば内部抵抗が高い。シリンダーまで潤滑が届かない。油膜が切れる。
逆に粘度が低すぎると、廃熱が追いつかない。油膜が切れる。磨耗が進む
とにかく適切な粘度と、適度な性能を維持できる温度というものがあります。

そこでオイルクーラーがあると、油温が安定してオイル本来の性能が維持できるわけだが・・。
セローのオイルクーラーほしいよぅ。
たまにヤフオクで出てるんですよね~ ドリームトキのパイプクーラーとか、アクティブのオイルクーラーとか。
それがまた中古のボロなのに結構なお値段で・・。


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結局シェブロンを使う。色々考えるが通年シェブロンで全く問題は無い。
シェブロンは10w-40だが柔らかい感じなので10w-30みたいなもんだと思ってる。


というわけで、できれば真夏でもあまり高粘度オイルは使いたくない。
セローは小排気量なのでパワーロスはかなり体感できてしまう。






XT660Rもそろそろオイル交換の時期です。

今現在、納車整備でモチュールの10w-50が入ってます。
ビッグシングルなので基本的に粘度は高め。

今までシェブロンを持ち上げてきた手前、シェブロンを入れたい所ですが・・。
ビッグシングルにシェブロン10w-40は粘度が低い。
シェブロン20w-50の輸入販売が再開されれば混ぜて使ってみようかとも思うのだが。

それにまだ冬は遠いので、とりあえず同じレベルの高粘度のオイルが欲しい。
そこで今回はこれを用意した。





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以前にも安い鉱物油として紹介した、15w-50のVerityです。
高粘度鉱物油として定評がありますね。
某業販ルートにより4L缶で¥3000で買えました。 1L/¥750です。

シェブロンの倍以上の値段ですが、この値段でこの高粘度はありがたい。

次はXT660Rのオイル交換をしてみる。

オイルのお話5 ~独断で選ぶバイクで使える自動車用オイル~

前回の記事で、どんな自動車用オイルがバイクに使えるかを書きました。

今回は具体的な商品を紹介します。

自動車用オイルをバイクで使おうという主旨なので、
目的はコストパフォーマンスです。
つまり安さ第一、性能もそこそこ というのが狙いどころなのです。


過剰な性能を追求する人は素直にバイク専用の高級オイルでも買ってください。


ちなみに以下紹介するオイルは、個人的に経験、実績、独自の情報などで得たものです。
真似する際は自己責任でお願いします。
オイルをかなり選ぶような高級バイクに入れて調子悪くなっても知ったこっちゃありません。


では最初に。

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1、シェブロン シュプリーム

バイクで使ってる人多数。大人気のシェブロン。
アメリカ ペンシルバニア産←嘘です。  鉱物油です。
ハーレー純正オイルもペンシルバニア産鉱物油です。←スイマセン、嘘です。
10w-40、20w-50、05w-30などがあります。
私も愛用してます。常に1箱ストックしてます。ステップワゴン、セロー225W、スーパーカブ110にも入れてます。
1クオートx12本=1ケース売り 3680円 1Lあたり300円ほど。
コストコでしか売ってないのですが、いろいろな転売業者が通販してるほど大人気オイルです。



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2、モービル スペシャル マルチグレード
10W-30 SJ/CF 
近所のホームセンターなど、そこらへんで手に入る。
もちろんGF-4表示も無い、シンプルな鉱物油です。
4L缶で1000円程度で売ってます。1Lあたり250円 すばらしいコストパフォーマンスです。


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3、カストロール Motor oil 10W-30(旧カストロールXLX)

10W-30 SJ/CF 
こちらも近所のホームセンターなどで手に入るシンプルな鉱物油です。
4L缶で1000円ぐらいで売ってます。おなじく1Lあたり250円程度 かなりのコストパフォーマンスです。


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4、ガルフ ブレイズ
前の記事でも紹介したガルフ社の鉱物油。SL-CF MA
自動車用でもあるしバイク用でもあります。JASO規格のMA取得でメーカーよりバイク用と保障されてます!!
10w-40、15w-50 のラインナップ
20Lペール缶しか無いのが残念だが、なんと20Lで1万円以下!この粘度と価格は魅力的です。
15w-50のワイドレンジ バイク用オイルで1Lあたり¥500!!


このオイルの中にAPI規格 SGクラスはありません。
いまどきの安オイルでもSGはもう古すぎてありません。石油精製会社でももうSGは生産していないとの話も聞きました。
海外オイルはともかく、国内生産オイルの場合はSJやSLの中から選ぶことになります。

ほかにもたくさんあるのですが、入手しやすいということを考慮してのラインナップです。



自動車用オイルを勧めておいて今更こんな事を書くのもなんですが・・・。

10w-30とか10w-40の粘度なら、もう素直にホンダG1とかG2を買えばいいと思うんですよ。
1L/千円以下ですし、そこからいくらケチっても合計千円も違わないでしょう。
バイク便じゃないんだからそんなにオイル消費しません。


それ以上の高粘度オイルを求める大型バイクやビッグシングルなどで、安いオイルを探すなら
ベリティの15W-50がよいですね。 1L/千円以下です。
あとはガルフブレイズです。鉱物油で1L/500円 15w-50は魅力です。

私のように自動車とバイク3台など複数のオイル交換が必要な場合、できれば1種類のオイルで共用できれば理想です。
ゆえに私はシェブロンを選んでいます。

ガルフブレイズ買いたいけどペール缶では・・、15w-50を買うとXT660以外には粘度的に使えないしなぁ~
冬は10w-40で十分だろうし使いきれない。

やはり真夏はXT660Rだけ15w-50のワイドレンジでベリティ15w-50か・・。
冬はすべてにシェブロンつかうかな~ なやみますね。

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みなさんも適切なオイル管理で楽しいバイクライフを!


← オイルのお話4 

オイルのお話4 ~自動車用オイルは使えるか~

自動車用のオイルをバイクに使うお話です。


バイク用オイルに比べて種類も豊富で価格も安い自動車用オイル。
これをバイクに使ったら・・?ダメ?大丈夫?

結論から先に書きます。

バイクに使える自動車向けオイルとバイクに向かない自動車用オイルがあります。
エンジン構造によっては自動車用オイルがそのまま使えるバイクもあります。


つまり、オイル次第、バイク次第な訳です。
これじゃよくわからないですよね。具体的な選び方とその判断ポイントについて説明します。


先の記事では、オイルの規格について説明しました。
SAE粘度についてと、JASO T903規格についてです。

車のオイルでもSAE粘度の表示は同じです。(というかこちらが元です)
JASO規格のMAとかMBというのは自動車オイルにはありません。これはバイク専用規格です。

自動車オイルにはAPI規格というのがあります。
SA、SB、SC、SD、SE、SF、SG、SH、SJ、SL、SM SN というグレードで、アルファベットが後にいくほどグレードが高いです。

今時、安いオイルでも性能が高く、そこらへんでノーブランドの激安オイルを買ってもSG~SLが最底辺です。
ココ重要です。あとでテストに出ますw

さらに別の規格があります。ILSAC規格という省燃費の規格です。
GF-1、GF-2、GF-3、GF-4、GF-5など数字が増えるほど省燃費なオイルというものです。


ここまで規格が3つ出てきました。
最初に説明した SAE粘度 10w-30 など
次はに説明した API規格 SJ,SGなど
最後に説明した ILSAC規格 GF-4など


自動車用オイルには、主にこれら3つのオイルの規格がかかれてます。

具体的な商品を例に説明します。
そこらへんのホームセンターあたりでも手に入る安オイルの代表

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カストロール GTX DC-TURBO 10w-30
API SM/CF ILSAC GF-4  SAE 10W-30
タイプ:鉱物油

APIは SM/CF と書かれてます。 つまり、SMグレードです。
CFというのはディーゼルのAPI規格なんで無視して良いです。このオイルは良くあるガソリン車ディーゼル車兼用な商品なのです。
SAE粘度は 10w-30
ILSAC規格はGF-4です。


この例に挙げたオイル、カストロール GTX DC-TURBO 10w-30 はバイクには使えません。
ダメなオイルの代表例です。


何故、例に挙げたかというと、ダメなオイルはみんなコレに似た表記なのです。


具体的に何がダメなのか。主な理由はILSAC規格なのです。

ILSAC規格は省燃費の規格と説明しました。GF-1~GF-5という表記です。
GF-4というグレードのこの カストロール GTX DC-TURBO ですが、
この省燃費成分がバイクのクラッチを滑らせるのです。

自動車はマニュアルならMTオイル、ATならATFというクラッチやギアオイルなど専用に独立したオイルで潤滑してます。
なのでオイルに添加された潤滑成分によってフリクションロスを低減し燃費向上するように仕向けてます。

自動車と違いバイクのエンジンは構造上一つのオイルで全ての潤滑をまかなっています。
そのために自動車用のオイルをバイクに使うと、クラッチが滑ってしまうと言われてます。
実際にクラッチが滑るなんて、そこそこパワーのあるバイクだけじゃないかと思いますが・・。
このクラッチが滑る成分は、主にILSAC規格のために添加された省燃費性添加剤なのです。

つまり、オイルの規格表示にGF-1,GF-2,GF-3,GF-4,GF-5の表示があるものは基本的にバイクには向きません。



ILSAC規格の表示が無いオイルは大丈夫なのか?
このILSAC規格は1990年に出来た規格らしいです。つまり、昔の安い普通のオイルにはGF-xとか書いてなかった。
高級オイル以外はそんな添加剤は入ってなかったわけです。

今から15年ぐらい前、安オイルはAPI規格はSGぐらいで当たり前だったらしいです。
まだバイク専用のJASO T903規格が無かった1998年より前、バイク用オイルってのはメーカーがそう銘打って売ってるだけで、中身は自動車用オイルとほとんど同じでした。
今現在だって基本的には同じものです。JASO T903規格が出来たから、MAやMBを取得しているだけです。

つまり、バイク用オイルってのは、
製造段階で自動車用に向けた省燃費向け潤滑成分を入れていないオイルなのです。


いまでも安い自動車オイルにはILSAC規格を取得していないオイルがあります。
GF-xとか書いていないオイルです。

規格を取得していなくても、独自の潤滑剤を添加している自動車用オイルもあります。
しかし、商売上は高品質をアピールする意味で規格取得をしない理由が少ないので、
規格表示が無いオイルはほとんど添加剤が入っていないと考えられます。

さらにAPI規格でSGまでのオイルは、確実に潤滑添加剤が入っていません。
SJ,SLグレードのオイルでも潤滑剤が入っていないオイルがあります。

つまりGF-xと書いてないオイルで、SG,SJ、SLグレードなら、使える可能性が非常に高いのです。



実は、スクーターは例外で自動車用オイルがそのまま使えます。

50ccから大型まで、スクーターは色々ありますが、スクーターは遠心クラッチです。
エンジンの構造上、クラッチがオイルに浸かってません。
その構造はまさに自動車にそっくりなのです。
スクーターにはGF-xの表記がある安い自動車用オイルを気にせず使えます。ある意味一番お得ですね。


自動車用、バイク用というように商品を分けて販売しているのは、メーカーの販売上都合です。
車に比べて販売量が圧倒的に少ないバイク向けオイル。
それならバイク専用と全面的にアピールして付加価値をつけ、ブランド化して、自動車用オイルより高い価格帯で販売しようというメーカー側の思惑の結果なのです。

何度も書きますが、自動車用オイル、バイク用オイル。元々はほとんど同じものです。
実際に今現在でも、自動車バイク兼用とメーカーが銘打って販売しているオイルはあります。

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ガルフ ブレイズ
http://www.gulf-japan.com/oil_blaze_series.htm

あの有名なガルフオイルです。日本じゃあまり有名じゃなくなってきましたが、あの世界のオイルメジャーのひとつ。
シェブロングループの販売オイルです。

このオイルはAPI規格、SAE粘土、JASO T903規格のMAを取得してます。
ここ大事です。
自動車用オイルなのにバイク専用規格のJASO T903 MAを取得しているんですよ?

バイク専用オイルというのが、なぜバイク専用なのか。
もう理解できましたよね?



オイル選びのポイントです。

オイルのパッケージにある文字で確認してもOKですが、わかりやすいマークがあります。

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API規格はドーナツマーク
よく見て下さい APIグレードとSAE粘度が書いてあるでしょう?ここでSG~SJあたりかを確認します。

最近の自動車はハイブリットやらで省燃費なので、0w-30とか非常に柔らかいオイルが増えてきました。
こういうオイルは粘度的にバイクには使えません。
バイクは車より高温になるので、このようなオイルを使うとピストンの油膜が切れて潤滑という本来のオイルの役目が果たせません。


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ILSAC規格はスターバーストマーク
このマークがあると、ILSAC規格のグレードが高い証明です。つまりGF-4とかなわけです。
だからこのマークがあるオイルはバイクには向きません。





まとめると

バイク用として使える自動車用オイルの調べ方。

1、SAE粘度はバイク用オイルと同じ粘度を選ぶ。

2、APIグレードはSG、もしくはSJ、SLあたりを選ぶ。

3、ILSAC規格でGF-1,GF-2,GF-3、GF-4、GF-5の表示が無い。
  スターバーストマークが無い事。



見方はわかりましたか?APIでグレードを確認、SAE粘度を確認して、ILSAC規格を確認しましょう。


この条件を満たす自動車用オイル。それがバイクに使えるオイルです!!


ちなみに自動車用以外の産業用オイルなどは、また別問題なので・・・。
使えるものもあるでしょうけど判別が難しいし最低20Lペール缶やドラム缶売りだったりするので止めたほうが無難です。


次は具体的にバイクに使える自動車用オイルを紹介します。


← オイルのお話3                                 オイルのお話5 →

オイルのお話3 ~オイルの規格と独断で選ぶ安いバイク用鉱物油~

オイルの規格と、安い鉱物油ついてのお話です。


オイルは規格でどのようなオイルかわかるようになってます。

今までの話に出てきた、10w-30  もSAE粘度という規格です。

これはオイルが性能を発揮できる温度帯を示すもので、左が低温、右が高温です。wは冬って意味です。
数字がそのまま温度ではなくて、左の10wから -30した数値の温度が、硬くなっちゃう限界らしいです。
右の数字は、気温100℃のとき(ありえないので多分エンジン付近の雰囲気温度かな)、性能発揮限度らしいです。
10w-30 の場合、 限界はマイナス20℃~それなりに 使えますってことになります。
10w-40や15w-50、20w-50とか、省燃費向けに5w-30とかあります。
これが粘度を示すSAE規格。

真冬で寒い時期、気温10度以下、氷点下で走ることも少ないので、そんなときは10w-30や10w-40。
真夏で暑い時期、気温30度以上、そんなときは10w-40、15w-50とか、20w-50とか。

サマーシーズンや高気温環境、かなり回転数上げたり熱的に厳しいバイクなら右の数値が高いものを選ぶ。

ネイキッド、クラシック系、スクーターなどの大人しいスタンダードバイクはあまり硬いオイルは使いません。
本来は熱的に厳しい事への対処としてあまりオイル粘度を上げるのは良くないです。
燃費も下がるしオイルの劣化も早い。劣化したら早めにオイル交換するべきです。


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スーパーカブ110にシェブロン10w-40を入れて約1500km走行後のオイル交換。
小排気量バイクはオイル容量も少なく熱的にシビアな環境で、その分劣化も激しい。



バイク用のオイル規格として、JASO T903規格というのがあります。 MA、MB、MA1、MA2の4種類のグレードがあります。
これは、どちらかというと熱に強いオイル、オイルは長時間熱で攪拌されると、せん断といって組織構造が破壊され柔らかくなってしまう。その耐性が高めなのがMA、
摩擦低減剤とやらを多めに入れて省燃費向けにしたのがMBです。

ホンダG1ですらMAオイルです。
MA1とMA2とは、排ガス規制の強化に伴いマフラーに触媒が標準装備された結果、リン含有量を下げてベースオイルのグレードを上げたものです。
どちらかと言うと高級オイルなんで今回は語りません。

たとえばA社の 1L/1000円 のオイル、B社の1L/1200円のオイル。
どちらも10w-30 MA だとします。

このオイルA、オイルB、基本的には似たような性能だと考えてOKです。
もちろん独自の添加剤やらなんやらで、どちらか少しばかり高性能である可能性はありますが・・。


要するに、純正相当の安いオイルを探すには、SAF規格で純正指定と同じ粘度を見て、JASO T903規格で純正と同じものを選べば、鉱物油ならどれでも大差ないです。

個人的な考えとして・・。
10w-30なら純正オイルが一番いいし十分安い。
10w-40より硬いオイルなら値段が高くなってくるので選ぶのに迷うところだ。
15w-50とか、20w-50とかのワイドレンジオイルだと純正じゃなくなるので、どうれにしようかな~って考える。

低粘度オイルはやはり純正が安くて良いです。


鉱物油限定 独断で安いオイル具体的銘柄を選ぶ
1L/千円前後で手に入る、お勧め安いオイル。


hondag1.jpgmobilsuper4t.jpgCastrol 4T 10W-30

10w-30 ホンダG1、モービルSuper4T、Castrol 4T

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10w-40 ホンダG2、Verity BIKE、スズキ エクスター04

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15w-50 Verity BIKE

yamalube.jpg

20w-40 ヤマルーブベーシック

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20w-50 elf モト4DXレシオ


ホンダG2は部分合成油なのだが、安いので仲間に入れてます。

このあたりを買って、2000kmぐらいで交換しておけば、まずオイルが原因で悪くなることは無いです。
でも俺はシェブロン使うけどね・・・。だって安いし。

ベリティの15w-50はかなりお勧めです。
ワイドレンジ鉱物油で1L/800円ぐらいで買えてしまう。
夏シーズンにXT660Rはコレかな~。


100%化学合成油に関してはまた別の機会に書きます。
鉱物油と100%化学合成油はまったく別モノです。性能差が段違いです。ガンダムとGMぐらい違います。
安い鉱物油はどれだけ良いオイルでも所詮はGMです。
とはいえ、GMも進化すればジェガンになるように、世の中には鉱物油でも結構良いものがあるようです。


次は自動車用のオイルをバイクで使うためのお話です。



← オイルのお話2                                 オイルのお話4 →

オイルのお話2 ~オイルは純正が無難だが~

私が語れるオイルは、主にデイリーユースなバイク乗りで、なおかつ貧乏人向けです。
そこんところを踏まえた上で読むように。


これは大前提ですが、
一番良いオイルは メーカー純正指定オイル
です。

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オイルの性能、価格、流通、コストパフォーマンス、において最強です。
トータルなバランスでこれに勝てるオイルなんて、まずありません。
純正指定オイルをマニュアルどおりに3000kmぐらいで交換していれば、なーんにも考えなくてOKなんですよ。
そういう結論を出せるまでに、メーカーってのはとんでもない費用と時間をかけた実績があります。
ここ十数年ぐらいで名前が出てきたオイルブランドの製品なんぞとは比べ物にならないんですよ。
それだけ純正はすごいってことをまず知るべきでしょう。



それでもさらに良いといわれるオイルを使ってみたかったりするのが人情ってもんです。
4リッターぐらい入る大型バイクだと、純正オイルだけでも最低5000円ぐらいかかったりします。
もっと安くならないかな?同じ金額ならもっと良いオイルはないか?などと考えるのは当たり前のことだと思います。

そうなると、高性能じゃなくても良いけど、純正オイルに近い性能、なおかつ純正より安いオイルはどれか・・? となるわけです。


まず、世の中のモノの値段は、モノの性能とイコールではありません。
価格というのは、需要と供給のバランスで決まります。
日本はブランド信仰が強いので、商品の本質だけでなくイメージが重要です。
要するに良いイメージで有名なら、それだけでも売れるし値段も高めなんです。
オイルは特にその傾向が世界的に強い業界です。

具体的に言うと、モチュールとかエルフとかかっこよくて高級なイメージで高いです。
逆にスズキ純正のエクスターオイルとか、ベリティとか、まったく有名じゃないオイルは安いんですよ。
値段と性能は必ずしもイコールじゃないんです。


じゃあ何を選ぶべきか。
銘柄よりオイルの質、粘度、添加剤の有無を見ましょう。


まず安いオイルといえば鉱物油です。
俺のバイクは全化学合成油じゃないと・・なんてバブリーな人は読まなくてOK。


個人的私見ですが、鉱物油で10w-30の安いやつは、どれも大差ないと思う。
鉱物油でOKなバイクなら、もうホンダG1とかエクスターで十分。
G2から部分合成油なので、けっこう性能が変わってきます。

基本的なオイルの性能ってのはベースオイルで決まります。
製品になる前、オイルの原料の状態です。

鉱物油のベースオイルの粘度は10w-30が一般的です。
鉱物油は原油からできるので、原料の段階で15w-50とか20w-50とかのワイドレンジなオイルはできません。

ベースオイル状態で10w-30ぐらいのオイルの場合、これにオイルメーカーがいろんな添加剤という物質を加えてオイルが完成します。
添加剤の作用で 10w-30ベースオイルが 10w-40とか 15w-50などになるわけです。

化学合成油は製造過程で狙った性能どおりに作れますので別問題。


鉱物油で極端に高いオイルって、あまり無いです。
ベースオイルに極端な性能差はありません。
産地も主に中東、アメリカ、イギリスの北海油田などです。

世界的に原油価格はWTIで市場相場。
つまり原材料の根本である原油は、極端な価格差はないはずです。

これにパッケージや添加剤の原材料費、販促、広告、流通費用ぐらいです・・が。
規格を認証取得しているかどうかで原価が変わります。

オイルメーカーは高品質な商品であることをアピールするために色々な規格に適合していることを証明しています。
これにも費用がかかりますので、原価に還元されていきます。

性能に大差が無いなら、製造原価や広告、パッケージに費用がかかってない商品のほうが安いのは当然です。


とはいえ100%鉱物油は元々安い。ホームセンターでホンダG1が千円以下だ。
ホンダ純正G1クラスのオイルで、これより安いオイルなんてそんなに多くない。
となると車用オイルに手を出すわけです。

さっき書いた 規格とは何でしょう?

ここ重要です。オイルには規格があります。

次回は規格について書きます。


← オイルのお話1                                 オイルのお話3 →

オイルのお話1 ~オイルは大事だよ~

梅雨入りし大雨で何処へも行けないのでウンチクと屁理屈でも語ってみようかと思う。


雨が上がれば、そろそろ暑い夏がやってきます。
バイクのオイル交換、みなさんはどうしてますか~?

ディーラーやショップで頼む人、自分でやるよって人もいます。
オイル、自分で選んでますか?銘柄選びもお店に任せる人もいます。

全部お任せが一番安心かもしれませんね。でもお金がその分多く飛んでいきます~。

オイルは人間の血液みたいなもんです。コンディションを把握するためにも、自分でオイル交換をお勧めします。
高級外車は店に頼んだほうがいいかな~。いろんな意味で。

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XT660Rの納車整備にて、バイク屋の親父さんは モチュールの15w-50を入れたとの話だった。
とりあえず2000kmぐらいはこの状態で走ってみてから、オイルは何を使うか考えるつもり。
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その前に通勤用カブ110のオイル交換の時期です。
正月早々 2011/01/05 に納車してはや半年弱。現在の走行距離4500km。
雨の日も雪の日も、毎日往復50km弱の通勤に酷使されてます。


純正指定は ホンダG1 10w-30 ですが、私は シェブロン 10w-40 を使ってます。
アメリカンな安い鉱物油、日本ではコストコでしか買えません。

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1クオート(0.946352 リットル)x12本=1ケース これで¥3680
約1リットルあたり300円程度。 純正G1オイルの3分の1ぐらいです。
安さ爆発みんなのシェブロン。性能は純正と大して変わらんのですよ。

ちょっと柔らかめなので、10w-40でちょうど良いのです。
安いしちっとも惜しくないので劣化を感じたらすぐオイル交換します。
だから調子はとてもよいのです。

これができるのも、今まで所有していたバイクが鉱物油メインのバイクだからです。
純正指定で高粘度化学合成油だったりする一部の高級外車やメガスポーツなどは論外です。
高級じゃないオールドBMWとかリッターバイクでもOKですよ。
私はそんな高級車には縁が無いので今後もシェブロン使います。


バイク専用オイルではないってことだけで、かたくなに嫌う信者のような人もいますけどね。
車のオイルはバイクにはダメって主張する人がいますが、
なぜか具体的にどのような理由でダメか説明できない人が多くいます。
そういう人に限って、ショップの言いなりでモチュール300V入れて5000km以上走らせていたり・・。
お金払うのも自分なので自分が納得してれば良いのでしょうけど。

そういう人は、何がどのような理由でそのように主張する人がいるのか、正しく理解していないのでしょうね。
誰かがそう言ってるから・・。どこかでそう書いてあったから・・・。ホントにわかってる?

とはいえ、本当にバイクには入れちゃマスイ車用オイルもあるんで、よくわからんという人は素直にメーカー純正指定オイルを入れましょう。
自分で調べるなりして正しく理解すると良いと思います。


所有バイク、乗り方などによってベストマッチなオイルはさまざまだと思います・・・が、
たいていの一般的なバイク乗りの人は、業界で言われているほど高級なオイルは必要ないと思うのですよ。
ぶん回すようなバイクでも、ちゃんとキッチリ適正距離で交換すれば問題ないはず。

たとえばホンダCBR1000RR、最新のSSですよ。これの純正指定オイル。なんとホンダG1ですよ?
もちろん、もっとハイグレードな高性能オイルを入れとけば悪いことは無いですけどね。

銘柄で選ぶより、適切な時期でのオイル選び、良い頻度での交換など、管理のほうがはるかに重要です。

次回は具体的にどんなオイルを選ぶべきか書いてみます。

→ オイルのお話2

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